理論と現場の両面から、無肥料栽培の真髄を知り、安心安全な野菜の未来について考える1日です。 
●無肥料でも野菜が育つ「種の生命力」と「自家採種」の本当の力 
●土壌が無肥料栽培を支える科学的メカニズム
●長年の実践経験から見えた「何も入れない」農業の可能性

講演者のプロフィール

田村憲司氏

筑波大学名誉教授
農学博士 

 1959年生まれ。筑波大学大学院修了後、神戸大学助手、筑波大学生命環境系教授、筑波大学附属坂戸高等学校長などを歴任。専門は土壌学、環境動態解析。
日本ペドロジー学会日本土壌分類体系分類命名委員長として、わが国の土壌分類体系の作成に携わるほか、環境省登録の環境カウンセラーとして放射性物質汚染土壌の除染や災害廃棄物処理などの国家プロジェクトに専門的知見を提供してきた。
日本ペドロジー学会前会長。現在は筑波大学名誉教授として、土壌生成分類の研究や砂漠化防止活動、土壌環境教育の普及に尽力している。

中塚博子氏

東京農業大学准教授
農学博士

  1988年岡山生まれ。2016年に筑波大学生命環境科学研究科にて博士(農学)を取得。博士研究テーマは「高収量自然栽培圃場の土壌微細形態学的特徴と土壌品質評価」。
大学院修了後2年間、農研機構中央研究センター(現、中日本農業研究センター)で博士研究員として緑肥の研究に従事。2018年から現在は、東京農業大学農学部農学科農業環境学研究室の准教授として、環境保全型農業における土壌診断および管理方法などの研究・教育活動に携わっている。

石井吉彦氏

種と土と野菜の学校
石井ピュアファーム代表

 

1954年生まれ。自然農法や有機農産物などの流通や生産に約 50 年取り組む。 自家採種の大切さを第一に考え、さらに無農薬・無肥料栽培こそが食の安全の究極であること。その真髄を次世代へ繋ぐべく普及と実践に取り組む。また、筑波大学土壌研究所との協力により、無農薬、無肥料栽培実践方法を確立しセミナーや講演活動を実施。千葉県成田市から福岡県に移住。2022 年に大分県国東半島に定住。現在は農業研修を中心にセミナー等を開催。また、後継者育成に取り組んでいる。